大学院入試の一次面接がたった今終わりました。1つ上の先輩によれば、5分もかからない適当な面接だという話だったのですが、控室に入ると8割の学生はスーツをばっちりキメており、「適当に受けて帰るか」なんてとても言える空気ではありませんでした。残りの2割は「なるようにしかならないし…」のお気楽組と、服装指定はないから私服でいいじゃん組と、ネクタイの締め方が分からないから私服しか着られない組で、自分もその一員です。
面接は五十音順で、その並びだと自分はかなり若い3番目でした。自分の前に面接を受けていた2人はいずれも外部からの受験生で、同期の中では事実上自分がトップバッター。「情報ヨロシク!!」という周りからの変な期待を背に受け、いざ面接室へ。
面接室には教授が3人待ち構えており、麻雀をする時のような配置で威圧感は抜群。辛口で有名なあの教授がいなかったのが救いです。
「失礼します。」
教授 『まあ気楽にお掛けください』
「はい。」
『えーと、じゃあakky君。試験のできはどうですか?』
「え、あー、、、ちょっとできませんでした」
『んーでも、採点結果ここにあるんですが、言う程悪くはないですね』
「あ、そうなんですか。」
『ええ、まあダントツってわけでもないけどね(笑)』
「はい」
『まあこの点数だったら、100%とは言えないけどまあ問題ないでしょうね。』
「問題ないと言いますと…」
『落ちることは多分ないだろうということですね。』
「研究室の配属は後日決定ということですか?」
『そうだねえ、誰がどこの配属になるかは追って郵送で通知することになっています。』
「そうですか。」
『何か質問はありますか?』
「いえ、特にないです。」
『では今日の面接はこれで終わりです。二次面接は遅刻しないように。』
「はい、わかりました。」
今日知りたかったのは、「合格しているかどうか」ではなく、「合格した後に配属されるのが第一希望の研究室かどうか?」だったのに、結果は先送りという何とも気持ち悪い状態で終わりました。受験した専攻の院試は合格率が9割なので、全然勉強してない人が数人落とされる程度なんですよね。遊びらしい遊びを一切断ってこの2ヶ月を過ごしてきた身としては、合格は当然という言い方は傲慢にしても、それくらいの見返りはあってもおかしくない、はず。思った程落ちこぼれた点数ではないことが分かっただけでも、まだ良かったのかな?
もっとも第一希望を出した研究室は、専攻内屈指の競争率。全体の中だとそこまで悪くない位置づけであっても、その狭い枠を争うとなれば求められる水準は上がります。そのため全く安心はできません…。
まあ今からどうこう言っても点数や結果が変わるわけでもないので、静かにその時を待ちましょう。
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